0/三月に降る雪

 

―――今年の三月、雪の街、

           僕は、彼女にあった。

 

―――それは、八年ぶりの彼女だった。

           あれから何一つ変わっていない。

 

夏 墜落蝶 Thanatos

 

プロローグ 死溢

 

その夏、秋巳大輔にとっては正に地獄のような忙しさだった。

捻じ切れた死体、自殺とも他殺とも取れない墜落死、喰い散らかされた死体、それらの模倣犯―――そして、『何か』に壊された死体。

病院の次に死体が溢れる彼の仕事場―――警察。仕事のたびに放置された死体の匂いで気が狂いそうな日々を送る。この蒸し暑さで現場は最悪な状態だ。

だからといって冬の現場は清潔かといえば、そうでもない。心理的には春夏秋冬お構いなしに酷いものを見ている。

明け方、やっと仕事から解放され、肩をならして署から近い甥の家に向かう。

無論、彼が甥の黒桐幹也の家に泊まりに行くのは遊びに行くからではなく、疲労回復のためだ。

今日、進まない調査に頭を抱えた秋巳大輔は帰り際に外部に情報収集の依頼を頼むことにした。

「あー、もしもし、伽藍の洞ですか? 秋巳ですが」

「あ、すみません。所長は今、仕事でここを離れています」

 その声は落ち着いた感じの少年の声だった。電話口に秋巳大輔は残念そうにため息を吐いて、

「七夜くん、橙子さんに調査を頼もうと思ったが駄目か?」

「なんの調査ですか?」

「殺人事件の考察だよ、彼女の意見は参考になるからねぇ」

「……また、偉く気分が優れないものですね」

「で、いつ帰ってくるの? 橙子さん」

 

 Opening【NightDevice006X】

 

1/ 墜遅流街(オチルマチ)

八月も終わりに差し掛かった頃、私の背後で落下音がした。野次馬が集まってくる。

だが、私は振り返らない。落ちたのは恐らく―――私はそれに対し、別に興味は無い。彼女に私が同情をくれてやる義務も無い。

彼女は飛行できずただ墜落しただけなのだから。

「橙子さん、今の、飛び降り自殺ですよね」

 ああ、と私は答える。

「私、自分から死んじゃう人の気持ち、判んないな」

 ああ、と私は答える。

「どうして、飛び降りるんだろう」

「単に今日は飛べなかっただけさ」

 

 

この夏は私の周りの人間にとって蒸し暑くてすこぶる過ごしにくいものらしい。

私、遠野式にとって別段、そう感じることは無かった。

夏休みに入り、もう八月になる。街での不快な事件の話が耳を突く。

曰く、梅雨が終った辺りからだろうか、自殺者がたくさん出ている。

主に墜落死。

噂では幽霊が墜とすという。

しかし、私にとってそれは噂ではない。少なくとも、幽霊はいる。なぜなら、私は見たのだ。

不浄ビル、その上空。

艶やかな黒髪を柔風に揺らし、八人の少女を身に纏う女性の姿。白い和服のような服と黒い髪は私に強烈な印象を与えた。

有り得ないはずの常識を逸した姿。

あまりにも不快で、魔的。体の底から感じる嫌悪。

他人を蝶のように美しいその姿で誘って蜘蛛のようにからめとって、奈落に突き落とす。

それはあの女が意識的に行っていることか無意識的に行っていることかわからないが巻き込まれた連中はいい迷惑だ。

でも、私にとってどうでもいいことだ。所詮は他人事。私に害がない限り、迷惑にもならない。それはテレビの虚像のように壁を隔ててあるだけだからだ。

私が居る、この狭い六畳の和室では外の世界なぞ関係の無いことだ。睡魔に身を任せて私はそのまま眠―――

「お姉ちゃん!」

―――静かなまどろみの中、それを壊すように都古が現われた。

「都古、何のよう?」

体を起こす。それすら面倒くさい。それとは対照的な都古、何故、同じ人間でこれだけ差が出るのだろう。

特に、都古はよく分からない。

「試合しよう! 試合!」

私は気乗りしなかったが、退屈な時間つぶしにはいいか、と思った。

都古は小学生だがその腕前はずるいと思う。なぜなら、織が出ないとまともに勝てないからだ。彼女との戦いは試合ではなく、死合いではないのだろうか? あの、出鱈目な八極拳はなかなか、対応しにくい。

「いいよ」

私は戦わないのだから―――

「今日は織兄ちゃんなしで!」

「―――断る」

面倒ごとを織に押し付けるのは悪い癖だ。自粛したい。でも織は好戦的だから深いではない。

それに、私が戦うのなら話は別だ。都古と戦うのは本当に疲れるからだ。

「ぶー」

「駄目なものは駄目。私だって疲れるんだ。宿題するから出てって」

もちろん嘘だ。

「お姉ちゃん、どうせ寝るくせにぃ」

……八年も一緒に住んでいると嘘も簡単に見破られるものだ。

「織じゃ、駄目?」

「織兄ちゃんは強くてずるいんだもん!」

私はため息を漏らす。頬を膨らませた都古があとあと何を私にしでかすか分かったもんじゃない。

「じゃあ、私が戦うよ」

 

 

「式、今日も散歩?」

日も暮れ、夕飯を済まし、私はいつもの散歩に出る。都古との試合で酷い筋肉痛だ。

節々が酷く痛む。

「啓子さん、駄目ですか?」

心配そうな顔をした啓子さんに対し、一応、尋ねる。

「行ってもいいけど近頃はなにかと物騒だから…… それに、あなた、貧血も―――」

一番、物騒なのは都古だ、と本気で言いだしそうになった。

「大丈夫、普段から鍛えてるから」

そういって私は恒例となった夜の散歩を始めた。

 

私、遠野式は世間一般で言う、二重人格者だ。

 

正直、なんでこんなふうに生まれたか分からない。

織は知っているのだろうが私たちは会話できない。自分と話が出来るわけ無い。

ただ、両儀―――そして、七夜。

その言葉が私の胸に突き刺さっている。

私は八年前より、昔の記憶がおぼろげだ。私の眼は見ようと思えば、とても嫌な物が見える眼だ。それが、何なのか、直感で分かった。

きっかけは そう、八年前の忘却された事故。

あの時、私は十か、それくらいだった。私の胸には女性としては致命的なくらい、酷い傷痕がある。

結婚などする気はさらさら無い。そんな、気持ちの悪いこと、考えただけでぞっとする。この胸の傷が出来た後、それが切欠かもしれないけどそのとき新しい機能の憑いた私の目を眼が覚めた私は幼いながらも素手で眼を潰そうとした。

それを、医者に止められた。

その医者の名前は確か―――いや、思い出せない。

ただ、その医者に対して私は嫌悪感を覚えた。あの、不条ビルの幽霊に対するような嫌悪を、だ。

厳つい外見は覚えているのだが―――

 

「なんだ、今日もいるのか」

見上げた空、不浄ビルの上空に件の幽霊の女は今日も私たちを見下ろしていた。

一人で「居る」のと、私のように一人で「居たい」というのは、「在る」と「ない」ほど違う。

「居る」は、ただ其処に本人の意思の介入無くして在る事。

「居たい」は本人が望み、そこに今はいない事。彼女は一人で「居る」が望みではない。

私と対照的だ。

私は一人で「居たい」のだから―――

 

 

僕、黒桐幹也は今日も会社に向かう。

いや、あれを会社といえるかどうか未だに自信が無い。しかし、給料はちゃんと出ている。

……大抵は、と言う言葉が必須だが。

その僕の勤めている会社の名は工房『伽藍の洞』。

仕事の内容は何でも創る何でも屋といったところだ。主に建築がメインのはずなんだけど、それ以外の怪しい仕事もなにかとしている。

ここに勤めるきっかけは僕の兄にあった。

まあ、正しく言えば兄ではなく、叔父なのだが……

僕の父親の兄弟の一番年下で僕と鮮花(いもうと)に年齢が近い所為か彼とは叔父と甥というより兄弟のように付き合いをしている。時々、本当の兄のように思えることもあるくらいだ。兄は一言で言うならばおしゃべりな左遷直前の刑事。身内である僕に警察の内情を何でもべらべらと喋る。テレビの三流刑事のほうがよほどましだ。

―――毎度思うが、世の中の刑事がこんなにおしゃべりじゃない事を願う。

その、兄の付き合いでちょっとした近代芸術のなんとか、っていう場所に連れて行ってもらったときの事だ。

そこで見たのはあまりにも、精密に出来た活人形。モラルの限界まで作り上げられたそれはどこまでも人間に近い、ヒトガタ。その美しさは、僕が生きてきた中でもっとも心を惹かれたモノであった。

眠り姫のようなそれを作ったが誰かを聞いてみても不明、書類にも名前が記されていなかった。この展示会の主催者に問い合わせるとあの人形の製作者は蒼崎橙子という人物らしい。若いながらにして卓越したセンスと個人で経営している会社を持つ彼女の事を調べ、会社を訪ねてみた。

そこは、本当に会社といっていい場所だったのだろうか。

彼女の工房は廃ビルだった。

しかも、ただの廃ビルではなく、建設途中で放棄された、正真正銘の廃ビルだった。

一階は車庫で二階、三階は不明。もう一人の従業員は三階でいろいろとしているが……

とにかく、彼女の作品はすばらしく、だから、彼女の会社に勤めたい、と純粋に思った。

あの人形を見たときからそれは決まっていたのかもしれない。

「遅い、幹也君、今日の出勤予定より、二時間も遅刻よ」

眼鏡をかけた社長秘書を思わせる皺一つ無いシャツに黒のスラックスをはいた彼女は蒼崎橙子。一応、僕の上司。こんな廃ビルで今まで一人で生活し、仕事をしてきた変わり者だ。

業界でも変わり者として有名らしい。特に変わっているのは体に身につける物として必ずといっていいほどオレンジ色の物をつけている。現に今だって白いシャツにオレンジ色の派手なネクタイをしている。更に彼女は眼鏡をかけている時は青信号、眼鏡をしてないときは赤信号と相場が決まっている。

つまり、簡単に言うと、眼鏡をしている橙子さんは優しいのだが―――眼鏡を外した橙子さんは……筆舌に尽くし難い。

「ところで七夜君、見かけなかった?」

橙子さんは唐突に聞いてきた。

「志貴は何か屋敷のほうで用事があるとか……」

ふう、と橙子はため息をした後、

「あの子も大変だね、あの、両儀の屋敷に八年近くいるんだから―――」

僕の学校での後輩に当たる七夜志貴。もう一人の従業員。生憎、この仕事場では先輩に当たる。

もっとも、僕とは違って小学校高学年の頃から橙子さんと知り合いらしく、二人がどういう経緯で知り合ってどういう間柄なのか、知る由もない。

七夜志貴はこの辺りでもかなりでかい武家屋敷を髣髴させる両儀という家に居候している。理由はよく知らないけど、小学校が同じだった僕らは何かと気があってよく遊んでいた。志貴を一言で言うなら、優しい少年だ。

僕は大学に行って橙子さんの人形を見て大学を辞めてここに勤めているけど、彼は、現役高校生で今、二年だ。

彼は学人と気が合って今も一緒に馬鹿騒ぎをしている。

学人っていうのは僕の中学時代からの友人で柔道をしていて大柄な体をしている男だ。

その厳つい外見とは裏腹に人付き合いもよく、交友関係は人付き合いが良過ぎるためか、まあ、その、アウトローやそっち方面の後輩に慕われてる。

七夜志貴は穏やかな人間だが、それは自分の知り合いとはあまり話をしないから、彼の醜い側面が見えないからそう思っているかもしれない、と考えることがある。

 時折、彼は人の奥深くまで見つめているように見える。そして、達観したような、その眼。とても不思議な少年で、僕よりも年上に感じることもある。もっとも普段は歳相応の少年なのだが、その僕はアンバランスさに引かれたのかもしれない。

「しかし、七夜に仕事をして貰わないと黒桐に給料が払えなくなる」

僕はその言葉に息を呑んだ。橙子さんは、無論、私も金が無いがね、と付け加えた。

「待って下さい。所長、ブロードブリッジのスペースに展示品を置いてくれって頼まれたやつの金は?」

使ったよ、とごく当たり前に言った。

まるで給料を払う相手の僕が悪いやつみたいに見ている。

「120万もの金を何に!」

「いや、中世のウィジャ盤があってな、それだけで魔術的価値があるのだよ。もっとも塵みたいなものでな、使い物になるまであと数百年はかかるという無駄な代物だ」

その後の話は聴く気がしなかった。前も同じようなことがあった。

蒼崎橙子という人物の一番の問題点は眼鏡を外したときの性格の悪さでも金遣いが荒さでもなく、

「魔術師がそれを買うのは当たり前だろう?」

そう、彼女は本当に魔術師なのだ。現にその奇跡を目の当たりにしている僕は何もいえない。

「ま、価値は低いんだが、私の趣味だ」

そんな無価値のものを―――でも、給料は別問題だ。

「では、所長。しばらくの生活資金確保のため、早急に退社させていただきます」

かまわんよ、と振り返った背中越しに聞こえた。

「おい、黒桐」

扉を開けたとき、その真剣な声が耳に入り振り返る。こういうときの橙子さんは本当に離さなくてはいけないことを話すと決まっている。思わず振り返る。

「金を貸してくれないか、見ての通り、オケラなんだ。」

「―――全力でお断りします」

 僕は全力で扉を閉めた。

 

 

「この中に人殺しがいます!」

 

私、瀬尾晶は人には言えないちょっとした特技がある。ランダムでいつも唐突なのだが、誰かの未来が見える。と、言っても断片的だし、何なのか分からないまま終わってしまうことが多い。

しかも、それは自分とは無関係(時折、自分の事だけど)で身近な人、あるいは周囲の誰かの未来だ。それは事前に防ぐことも出来るし、防げないときもある。

浅上女学院の寮から抜け出した私はいつもアーネンエルベで食事をする。

そこから出たときだ。何人もの人が駅から出てきてその中で『誰か』の未来を幻視してしまった。

 

 死、という映像をまともに見た私は思わず叫んでしまった。

だって、今まで見てきた『死』とは違って、それは人為的な死、殺人だったから―――――殺人なんて、私の生活とは無関係で離れていたものだから。

 

「ねえ、君」

私はいきなり声を掛けられて振り向く。

「は、はい」

目の前には、優しげな雰囲気を持つ眼鏡をかけた青年。

どことなく、子犬を思わせた。

「君みたいな子が冗談でさっきみたいなことを言うように見えないな」

「え、さっきの話、信じてくれるんですか?」

その言葉に思わず驚いた。こんな話を信じる人がいるなんて思えなかった。

「とりあえず、ここじゃ人目につくから公園にでも行こう」

 

「あの、お名前は?」

公園についた時、私は彼に聞いた。

私より年上で落ち着いた感じがする。

「七夜、七夜志貴」

公園のベンチで二人並んで座る。目の前に何人かの人の往来が過ぎた後、私は意を決して口を開いた。

「私、未来が見えるんです」

そう言って七夜さんの顔を窺う。別段、驚いた風でもない。

「で、どんな未来が見えたんだい?」

そう聞いてくるのだ。

「いや、あの、私の話、信じてくれるんですか?」

「え、君、嘘いったの?」

と、言ってきた。

「いえ、そういう訳では………」

 私が慌てる反応を見て笑った。ちょっと腹が立つ。

「いや、ごめんごめん、僕も実は君みたいにちょっと変わった目をしててね」

 そういって、七夜さんは眼鏡の縁をとんっと指先でたたく。

「見えないものが見えるんだ」

そういうと、彼は一息ついて、

「なら、問題ないじゃないか、で、どんな未来が見えたの」

私はこの人なら話してもいいと思った。なんというか、信用できる。

「実はですね、殺人現場のシーンなんです」

そういうと、彼は真剣な顔で、私を見る。

「三つの断片的な映像なんですけど、倉庫で捻れた人間の映像でした。手足が雑巾のように―――」

―――思い出して、吐き気がした。

「大丈夫かい?」

彼は不安そうな声で言う。私は大丈夫といって、

「二つ目は人がビルから落ちてくるんです。とても、とても高いビルで、若い女性がまるで、蝶のように―――」

彼は私をじっと見詰めている。

「―――三つ目は和服、かな? 変わった格好をした、女性、いや、男性? ちょっと判りづらいですけど和服を着た人が―――」

―――言えない。

目の前にいる七夜さんをぶちのめしているなんて―――

「いえ、三つ目はあやふやです」

「その未来は防ぐことができるんだよね?」

私はその言葉に驚いた。まさか、殺人を止める気なのだろうか?

いつ、起こるか分からないものを―――

「ちょっと、努力して止めようと思うんだ。その未来は絶対じゃないんだろう?」

「はい、私も日常で起きる事は止めてきました」

彼はベンチから立ち上げると、

「じゃあ、僕は街を歩いて高いビルと倉庫を中心に探してみるよ。何か思い出したらここにかけて」

そういって、携帯の番号が書かれた紙を手渡された。

「そういえば、どこ泊まってるの?」

「そこのホテルです」

「どこの部屋?」

 私は番号を告げて、彼と別れた。

 

 

―――昏い、地下室

 

アルコールランプの明かりがほの暗い、照明となって地下のバーを映えさせる。

そこで、私は眼が覚めた。

「ええ、と」

 一瞬、自分がどこにいるのか分からない。おぼろげな赤い電球の光はこの部屋がまるでヨーロッパのバーみたいに幻想的に染め上げている。

周りを見渡す。赤く染め上げているのは決してカーペットだとか電球の所為じゃなかった。

―――捻じ切れた十六もの手足、

そして、趣味の悪い紅いペイント―――

おぼつかない思考を巡らせて、どうしてこうなったか考える。

―――私はここで彼らに、犯された。

いや、犯され続けていた。彼らはこの辺りを騒がすアウトロー。高校を中退してただ、娯楽に走る外れた人。

それを私が、曲げた―――

―――なんて、事を

お腹がびくびく脈動する。呼吸が苦しくなる。胃が、震える。

吐き気だということに気付いたのは私が床を新たな吐瀉物で更に汚した瞬間だった。

……でも、駄目だ。

私は彼らを見て吐く権利なんて無い。

【私】が凶げて、殺したのだから―――

それでも私は死体の数を数える。なんだか、殺した後なのに、いつもの調子で数えているのだから狂っているのか正常なのか分からない。

……一つ、二つ、三つ、四つ―――

四つ! どれだけ数えても死体の数は四つ!

「一人、逃げてしまわれたのですね……」

その言葉を言ったとき、私の心は底の無い穴に墜とされていく。

更に、一人を、私は殺さなければいけない―――それは、なんて苦痛。

お母様、藤乃はこんなことをしてまで生きなければいけませんか―――

 

私は灰暗いバーを後にした。

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